野球肘について(概論編)
前回は、野球肩にはどのようなケガがあるのかを書いていきました。
今回は野球肩同様に、野球選手に多い野球肘について何回かに分けて書いていきたいと思います。
今回は概論編ということで、野球肘とは?について書いていこうと思います。
野球肘とは、投球動作によって起こる肘関節の障害の総称です。
野球肘の障害は、肘の内側、外側、後側の3つの部位に分けられます。
また、年齢によって肘の痛める部位が変わるという事が特徴です。
肘は構造上曲げる、伸ばす事しかできない関節です。(1軸性の関節)
ですが投球動作では、肩が大きく外側にひねられる所では肘の内側は引っ張られる方向、外側は圧迫される方向に、リリース直後では肘の後ろ側にストレスがかかります。
投げ過ぎや身体が硬い事、不良な投球フォームなどによって肘にかかる負担は大きくなり、それが繰り返し行われる事で痛みが出現します。
先述しましたように、肘関節は屈伸しかできない関節です。
できるだけ肘の内側、外側、後方部にストレスをかけずに投球する事が痛みを出さずに投球できる秘訣となるわけです。
身体の柔軟性を改善、投球に必要な関節の動き、筋力強化、投球フォームチェック等を行って、肘に負担の少ない投球動作も獲得していきます。
今回はここまでにして、次回は野球肘の病態の説明をしていきたいと思います。