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ボールどうやって握ってますか?

今回は野球ボールの握り方について書いていきたいと思います。

ボールの握り方で肘への負担が大きい握りと負担が少ない握りがあります。

みなさんどうゆう違いがあるか分かりましたか?

正解は・・・

親指のどの部分で握っているかです。

肘への負担が大きい握り方は親指のお腹の部分で握っています。

肘への負担が少ない方は親指の横の腹で握っています。

たったこれだけで肘の負担が変わるの?って感じですよね?

小さな事ですが、こうゆう事の積み重ねがケガの原因になったりもします。

では、どうして肘への負担が変わるのか?

それは、親指のお腹で握るのと横のお腹で握るのでは前腕の使う筋肉が変わってくるからです。

どうゆうことかというと

肘に負担のかかる握りでは親指、人差し指、中指に力が入ってしまいます。

これらの指に力が入ると

前腕の真ん中の筋肉を使って投げる事になります。

対して、肘に負担が少ない握り方の場合は、親指、薬指、小指に力が入ります。

これらの指に力が入ると

肘の内側の筋肉を使って投球します。

投球中、肘には外反ストレスという肘の内側が引っ張られる力が発生します。

その時に内側に靭帯に負荷がかかりますが、それを守ってくれるのが前腕の内側の筋肉です。

ですので、肘を守ってくれる前腕の内側の筋肉に力が入るボールの握り方が理想となります。

また、この握り方をすると手首の自由度が増したり、運動連鎖によって肩や肩甲骨の動きもよくなります。

手が小さくて握れないなどの時は人差し指と中指の力を抜く事を意識してみて下さい。

細かい事ですが、こうゆう事の積み重ねでケガを防げる場合もありますので、皆さんも1度握り方を確認してみるのも良いかと思います。

長くなりましたが、最後までご覧頂きありがとうございました。